パッション
メル・ギブソンのジーザス受難映画「パッション」観たり。
劇中に出てくるサタンがゴスぽくてカッコいい。聖母マリア役の女優さんが
キレイ。
ハナシはあってないようなゴアな拷問絵巻かと。
アメリカで信者のおばあさんが卒倒・絶命したらしいのも、むべなるかな。
ボッシュの絵画「十字架を担うキリスト」を動画にしたような
醜悪な人々がようけ出てくる。やや奇形的というか。
分かりやすく言うと「キャノンボール」である意味アナリストというか
肛門科医師だったジャック・イーラムみたいなカンジなり。
いちばんビビったのは、ローマ帝国の刑吏っつーのか、そいつらが全員
なんとオシャレな"彬巻き"で統一してたこと。
彬巻きの起源は、じつは古代ローマ帝国だったのダッ!
ジーザスの連想でギャヴィン・ブライアーズwithトム・ウェイツ
「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」
とあるフィルムのカットされた部分にたまたま収録されとった、どっかの
じいさんが口ずさんだ「Jesus' blood never failed me yet」という
宗教歌の一節をサンプリング、ひたすら繰り返されるそれのループに
トム・ウェイツの歌とオーケストレーションが次第にからんで
渾然一体と高まる実験的な音楽。
今回の絵はPainterクラシック+マウス(冒頭のサムネイルクリックで拡大 ↑)
こういう太い線でざっくり描くのもイイな。
2 コメント
コメント from: ※○ 訪問者
こんばんわ、お邪魔します。
やや、サイトデザインが変わってる、更にブログデビューですね。新装開店おめでとうございます。
ギャヴィン・ブライアーズwithトム・ウェイツですか。
トム・ウェイツは"Mule Variations"以来ご無沙汰してるなー。
ギャヴィン・ブライアーズの名前は初めて聞いたのですが、調べてみると60過ぎのコンテンポラリーの大家とか!?
…老人力ですなw。しかもX2。身近にいたら騒々しくてかなわんだろなぁw。
でもまた聴きたくなってきましたです。ハイ。
うぉ、絵がさりげに分離派
コメント from: sampei 訪問者
おぉっ、※○さんじゃありませんか。ははは。ありがとうございます。
当初、サイトデザインも変える意図は無かったんですけど
いろいろいじっててあんなんなりました。
というかサイト始めてそこそこ経ちますが、ずっと単に「sampeikinba's」としてたのを
今回初めてタイトルらしいタイトルを付けました。
それも、後から作ったこのblogの表題に足並みそろえる形で。ははは。
でもこうして文章を別けたので、イラストサイトの方の構成がよりスリムになって良かったです。
Mule Variationsもイイですよね。ボクは6) cold water が結構スキです。ストレートで。
最新作もイイですよー。
自身初らしいピアノレス、トム・ウェイツの声によるヒューマン・ビートボックスも聴けたり。
ボクもこのギャヴィンなんちゃらいうオッサンは、トム・ウェイツが絡んでる本作で知ってるだけで
あんま知らないというか。じつは大家だったんですね。
ちなみに絵はアップしてるのがオリジナルサイズになります。
こんなのでも3回描き直してます。ははは。
ほんとは、イエスその人を映画と同じに血まみれ、かつフランシス・ベーコンぽく
描こうともしたんですが、それはムリでした。