白黒(仮称) day 2
白黒絵再開ス。
描きながら、DwarvesのSUBPOP時代のラストを飾る「Sugarfix」、
邦題「架空黙示録」聴きちゅう。エャーズェニボデアウデアッ !
やっぱサブポップ3作は特にええなーファック。
ちなみに国内盤のカタカナ表記は「ドゥウォウヴス」。うーん。ウが多すぎる。
それっぽく書くならせめて「ドゥォーヴス」かしら。
Painter起ち上げ。
ずいぶんまえの描きかけ絵を開く。
間隔が空きすぎて、この絵のつづきで何をどう描こうとしてたか
もはや微塵も思い出せませんね。
さいしょっから新たに描き直した方が効率的な気がするけど
メンドくせーし、まあええか。
スクラッチボードツール使用。
間隔が空きすぎたのも、ある意味絵に対して客観視でけてええかも
知れん。ははは。
完成は男と女で一対になるように、なんだけど絵自体は別々に描くので
ふたっつの絵を同時進行気味。
そっから考えるとこの白黒絵のタイトルは「M/W B/W」がいいかしら。
Man and Woman , Black and Whiteという意味で。
ああそうだ、そろそろ干支の絵も考えなあかんなー来年は戌かー
などと考えつつタブレットをしゃっしゃかひっかきまくり。
次回刮目シテ待テ !
- つづく -
ナポレオン・ダイナマイト/Napoleon Dynamite
ビデオスルー映画「ナポレオン・ダイナマイト」観たり。でら面白いよ。
22日間で撮って、興行収入45億円(アメリカ国内のみ)近くを稼ぎだした
おどろきの激安ぼんくら映画。
しかし邦題が「電車男」に便乗して「バス男」…。
ナポレオン・ダイナマイトは本作の主人公の名前。
片田舎の冴えない高校生活、ジョックスにいびられる毎日。
このままじゃダメだ、なんとかしなきゃ、みたいな一念発起は特にしない
スプレンダーなストーリー。
「ダイナマイト刑事」とか「ダイナマイトどんどん」とかダイナマイトって
言葉にはハートに火を付ける響きがある、ロマンがある。
が、ヘンな邦題つけやがったスカムバッグには、そこらへんの機微が
分からんようだ。デーム。
ちなみに、映画が各フィルムフェスティバル、ボックスオフィスで
ブッちぎりに絶好調なのに目を付けたFOXは、エンドクレジット後の
シーンを新たに撮らせた。
その五分間の後付シーンだけで、映画全体の制作費の半分の
費用をかけたそうな。(IMDb.comトリビア参照)
というわけでナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
エルゾンビ、パノラマ写真 その3
The Blind Dead Collection: 5-Disc Limited Edition
DVD box ゲッツ。
うーん、エルゾンビ。エロゾンビ。いま2作目まで観ちゅう。
「デスペラード」三作目のダニー・トレホいわくエルとはザである
らしいから、エルゾンビすなわちザ・ゾンビ。かっこわるっ。
昨今の疾走するファストなゾンビではなくてドゥーム、ゴシックぽい
怪奇映画。
個人的に、棺桶からモゾモゾ起き抜けに第一声「ォゴァーーーーーッ !!」
ってシャウトするゾンビがイイな。ってこれ1作目、2作目と使い回しね。
シリーズ2作目「逆襲の座頭ゾンビ」(?)にはクリープ・ショウだったっけ
に出てたときのスティーヴン・キングにほんによー似たオッサンが
出てけつかる。
と、ぜんぜん関係ないところでパノラマ写真 その3。
Konica KD-510Zで撮影。Hugin 0.5rc1でスティッチ。
パノラマ写真 その2
社名フォントの装いも新たなRICOHの28mm単焦点800万画素コンパクト
GR-Digital。
販売が開始して、公式サンプルやユーザー作例見ると
全般的に低感度にしてはややノイジーな画質。うーらら。
ただこれは最大サイズで撮った画像がそうなんで
リサイズしたり、ちっさめのサイズで撮ったヤツはかなりシャープに
見えるしディストーションのなさは好印象ですよ。
といって、撮った画像全部リサイズしたりすんのはダルいけど。
いわゆる解像感ならPolaroid x530のFoveonセンサーの方がイイ。
いっそGR-DにFoveonが搭載されてるようなパラレルワールドにでも
引っ越してーなード畜生。
希望的観測として、「(撮像素子は)極めて興味深い進歩をしている
いくつかの小さい会社に非常に関心がある」というオリンパスから
Foveonコンパクト機でも出ねーかしら。その際xDは不採用の方向で。
ははは。
というわけでパノラマ写真 その2。
Konica KD-510Zで撮影。Hugin 0.5rc1でスティッチ。
シン・シティ / SIN CITY
映画「シン・シティ」観たり。
デボン青木演じる皆殺しのデボチカ、ミホがハラショーに冷酷でステキ。
ナチュラルボーンに惨劇を繰り広げる登場シーンは我が魂を震わす
至高の瞬間。
生まれる時代を間違えた男。
誰かの顔面めがけて斧を叩きつけるような、古代の戦場が似合う男。
鋼鉄の顔面に誇り高きハート、マーヴ(ミッキー・ローク)を表す言葉だけど
それを体現するかのようにマーヴは象徴的と思える特徴を備える。
戦いを前にして、傷だらけの顔に継ぎ接ぎの絆創膏。
これはまるで形を変えたネイティブ・アメリカンの
ウォー・ペイントだ。
さらにマーヴは手斧で武装する。トマホークのように。
そのメンタリティはサムライ的というよりも、戦って死ぬ事を恐れない
ネイティブ・アメリカン戦士のそれに近いんじゃないかと思う。
最愛の女の魂に懸けて罪人街を疾駆する、現代に蘇った
ジェロニモですよ。
そして、そんなストーリーを描くフランク・ミラーだって
そういう時代錯誤とも言えるウォリアーズ・コードにシンパシーを抱く
人間に違いない。
「生まれた時代を間違えた男」マーヴは
他ならぬ原作者フランク・ミラー自身のことだろうと思う。
ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)のエピソードは
コメディに見えた。事実面白かったし。
とりあえずいろんなモノが刺さりすぎというか。ははは。
というわけで映画「シン・シティ」からマーヴ。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。