屋根裏の忍者(仮称) day 5
タブレットのペン先がそろそろ減ってきたので家内制手工業生産。
(個人の責任の範疇で行うベシ)
用意するモノ。
- ヤスリ
- カッター
- ニッパー
- 竹ひご (径 1.8mm)
ニッパーで竹ひごをほどよい長さにぱっちんとカッツ。
カッターでおおまかに芯のアタマを削って整え、しゃっしゃとヤスリかけて
滑らかにス。
ついでカッターで竹ひごの薄皮を少しく剥く体で、刃を立てて全体的に
しゃこしゃこ削ったったらアラ出来上がり。イッツソーイーズィー。
芯をブッ差したら、念のためタブレットドライバのメニュー - ヘルプ -
診断で筆圧が常時入りっぱなしとか、そんなん無いかチェック。
こうやって自作する意味は、というと、芯が極端にナナメった減り方しても
竹なら自分でスキなように研ぎ直し可能。
片減りした純正のプラ芯を研ぎ直そうとヤスリがけなんぞしたら
あっちゅー間にのーなってもーてワヤやん。やった事無いケド。
関係ないけど、雑誌「イラストレーション」に載ってた、工藤ノリコさん
という絵本作家の「セミくん いよいよ こんやです」が気になる。
Painter作業つづき。
背景の変更にちと手間取る。ぶさいくなクロスハッチングで覆うようにした。
最後くらいにハイライト入れる。
もうそろそろ完成、と思い絵を見直すと、いちばん最初にイメージした
配色の雰囲気となんか違う気がしてきた。うーむ何で。まあええか。
仕上げの細部見直しと手直しに時間を費やす。
もっかい割付印刷でプリントアウト。ほとんど完成に近いソレを眺めて
おかしいとこや足らんとごねっがーと色々考える。
ちなみに、この絵の画面構成は歌川国芳「列猛伝 宮本武三四 ( = 武蔵 )」を
参考にさせてもらった。微妙にパクり気味というか。
ところで今回のPainter IX作業中、クソ重くて嫌になることもねーし
とつぜん落ちる事もなかった。
保存中にいきなり死ぬるもなし。移行は良好に済みそうですよ。
っつってもこの絵の実体はふつうのrifファイルで、おおよそ
タテ3400xヨコ1900ピクセルレイヤーなしの26MBと軽いから
ベンチマークとしてはアレだけど。
最後にサインして完成。本格的Painter IX 絵 第壱号ナリ。
題名は「屋根裏の忍者」というコトで。結局。
完成した絵はギャラリーにてご覧いただけます。
下記からドウゾ。
- おしまい -
屋根裏の忍者(仮称) day 4
あいかわらずDWARVES「Free Cocaine 86-88'」聴き中。
Painter作業つづき。
手の描き直しに時間かかる。ビャーチ。
下書きの段階で思いついといたら良かった。突然思いつくときもあるから
しょーがないけど。
引き続きオイルパステルとエアブラシ多用ス。ときに水彩少々。
基本的にこの3ヶのブラシがあれば、ワタクシの絵のほとんどは
まかなえるのでございますよ。
つぎに蛾を描く。モスですな。
蛾に電話をかけると、プルルル、ガチャッ。
はいモスモス、と言うんだろうか ? などと考えながらググって見つけた
蛾の写真を参考にそれらのいくつかを頭の中で組み合わせてデタラメに描く。
かような蛾はおそらく実際にはおるまいて。ははは。いや居るかな。
つぎに床に投影される影を描く。
つぎに体に投影されるセルフシャドウとでもいうのか、それを描く。
ただし描きたいと欲する箇所のみ描き、描きたくねーと思う箇所には
描かない。
つぎに小物とかちまちま描く。
描きながらあらたに思いついたこと。次にやるべきToDoメモ。
blogに書いとくとちょっとだけ便利だなあ。
些細な思いつきは後でなんとなく忘れてしまう事もあるし。
- 壱 ). 手裏剣を繋ぐ
- 弐 ). 前髪変更するかも
- 参 ). 背景の色を薄くする
- 四 ). エアブラシで描いた影はやっぱヤメじゃ。クロスハッチングで描く事に変更
- つづく -
屋根裏の忍者(仮称) day 3
Painter作業つづき。
ラジオ聴き中。
おおかたの案が形になってプリントアウト。
割付印刷でA4横半分だけに絵を出力、残り半分の余白を思いついた
アイディア描き用とス。
これを見ながら、もうちょっと検討の余地を探る。
関係ないけど、プリンタ(HP dj5650)のインクがシアンだけが切れやがり
セピア調の絵が出力されてしまった。
この状態のプリントアウトを見続けると、不本意なこの色調の方に
目が馴染んでしまうからある意味危険だ。ははは。
試みに、思いついた事柄をToDo的にメモ。
- 壱) . 両手を描きかえて、ポイズニング中にしたほうがイイかも。
そうしたほうが屋根裏の必然性も増すというもんですよ。 - 弐) . 蛾(の参考にするヤツ)が要る。なんとなく。
- 参) . ひょっとしたらキャンバスを下方向に継ぎ足して
もうちょっと描き足す必要アリかも。でもメンドくせー。
- つづく -
屋根裏の忍者(仮称) day 2
Painter作業つづき。
DWARVES「LICK IT : 1983-1986 the psychedelic years」(34曲入り)及ビ
「Free Cocaine 86'-88'」(39曲入り)聴き中。
ベストじゃなくて初期音源集とシングル集だったみたい。
前者は音わっるー。「HORROR STORIES」で聴けるナンバー重複。
サーフでガレージでサイケなサウンド。
曲によってはキーボードも入ってんのかな。ある意味別モノというか
コレクターズ的な盤よな。
後者はハードコアでカッコええ。基本的にシングル集ならそうそうひどい曲
なんてのもねーワケで。音が悪いのが残念だ。
ライブ観てからDWARVESのアルバムはまんべんなくスキになったけど
やっぱ中期から現在のポップチューンよりも、SUB POP期1st、2ndのソリッドで
ファストなR'n'Rサウンドがどうしようもなくツボなのも事実。
優劣がどうこうってワケじゃないんだけど。
芯ホルダーでスケッチブックに描いた下絵をスキャンしてPainterへ。
"表面テクスチャの適用"(← ? 。テクスチャサーフェイスの適用ってヤツ)で
テクスチャ適用量ゼロ、キャンバス全体がぼんやーり明るくなるように
プレビューを確認しながら各スライダをちょこまか調節。
スキャン時の紙の暗さをとばす。
デジタル水彩(旧水彩)をチョイス。さいしょに塗るのは顔。
顔が上手くいかんというか、いけすかんと全体の作業に支障を来して
何もかもイヤになる。ゆえにひつこいくらい顔に一意専心。
次に背景も水彩。
個人的に、線画に影響しないで色だけがペタペタ塗られていく透明水彩を
ずーっと使ってるとなんか居心地が悪い。
不透明ブラシで線画もなにもかも塗り固めたい欲求がわき起こる。
Paint It Blackな気分と申せましょうか。
次に体のおおまかな部分も水彩。
もうええと思った時点で水彩を乾燥さス。
なんとなく顔がアレなので、さらにうえからオイルパステルで塗りまくり。
つぎに全体。テクスチャは標準のヤツ。
オイルパステルとエアブラシを半々くらいで使う。透明水彩も重ね塗り。
選択範囲のみよんみよん動くヤツも重くねーし、マジックワンド使いやすい。
うーむ、サティスファクションヌ。
エアブラシは、傾きと塗料の飛距離に応じて飛沫の形状が変化してくれると
さらにイイんだけど。
ところでブラシメニューが出てくる右クリック機能。
いまのところ使わないので、以前から使わせてもらってるX Wheelというマウス用フリーソフトで右クリックのデフォルト動作キャンセル、代わりに
Spaceキー割り当て。
ってしたら、Painter以外をアクティブにしたとき、マウスの左右クリックが
効かねー。うげげ。
まともに戻すには、キーボード操作からX Wheelのプロパティ呼び出し、
"停止"するしかなくなる。
Painter IX内で使う分には不都合なし。ver.6でこんなんにはならん
かったケド。
しょうがないのでMS謹製マウスユーティリティ IntelliPoint4.12で
「プログラム特有のボタン割り当て」で右クリックにSpaceキー、
ホイールクリックに右クリックを各々割り当て。
最新のIntelliPoint5.2だとそもそもSpaceキーが選べんかったような。
そういやIXの環境設定 - UI設定、パレットの背景が色しか変えられへん。
パターンが選べねーよド畜生。
ちなみにワタクシはver.6ではパレットの背景をこんな自作パターンに
しとった。「作業中」ってカンジで良かったノニ良かったノニ(反復)。
(Painter 6)
- つづく -
DWARVES LIVE !!
こんな機会はおそらくもうねーし、せっかくなのでThe DWARVES奇跡の来日ツアー
"DWARVES OVER JAPAN"ライブに行ってきた。名古屋今池HUCK FINN。
ワタクシが事前にゲッツした前売りテケツは 6:00pm start , 7:00pm openと
表記したる。
開演して1時間後に開場。おおかた終わっとるがな。まさに後の祭り。ははは。
正しくは6:00pm OPEN(30分延長があった) , 7:00pm STARTなので
単なる誤記なワケだけど、これマジでそうだったらアヴァンギャルドというか
単なる詐欺ですよ。
ライブのはじめにやった3バンドはぜんぜん知らんかったけど
2番目のバンドが妙なテイストでおもろかった。
ほんでそれらが終わるといよいよ本命DWARVESの出番。
そのまえにヒーフーキャンノットビーネイムドがギターの調整(?)に難色を
示したのかスタートまでにやや時間がかかる。
しばらくしてソデからブラッグ・ザ・リッパーが登場するや、怒濤のスタート。
カッコよい。
最初から会場はしっちゃかめっちゃかで、ワタクシもほとんど記憶ナシ。ははは。
曲間ナシのほぼぶっ続けでタイトに演奏しまくる合間、ブラッグが喋ったなかで
「今夜は伝説的な夜になるぜ」らしきことだけは聞き取れたような。
セットリストほとんどわからん。かなりの曲数をやったと思う。
ワタクシが比較的落ち着いて聴けたのは「Astro Boy」1曲のみ。
とりあえず、頭隠して尻隠さず(っつーか頭しか隠してないんだケド)の
生きた見本、珍獣ヒーフーキャンノットビーネイムドのちん○を
えっらい至近距離で拝んだった。
というか常に最前か二番目くらいの位置におったから
ほぼ拝みっぱなし(ウレシくない)。
剃ってましたね、びみょーに皮余り気味でしたね。ははは。
しかしあまりに接近すると、唾ぺっぺ攻撃とギターごりごり攻撃があるから
汚っ。というか3回くらいギター当たって痛い。
そういえばだれか変態仮面のお仕置き状態になってるヤツおった。
ブラッグと共にダイブを繰り返すヒーフーキャンノットビーネイムドを
肩車してたのでとうぜんちん○は密着。ははは。
そんなんでひたすらに動き回ってて、気付いたらドラムセットは破壊
されててDWARVES退場。アンコール無し。
ああ、終わったのか、と分かった。
帰りがけに物販で、持ってなかったベスト「Free Cocaine」「Lick It」の
2枚買う。
外に出ると、ちょうどブラッグ・ザ・リッパーが帰るトコロじゃありませんか。
コレ幸いラッキー、とガッチリ握手して、サンキュー(グレイトショウって
言えば良かったかな)と言うと、ブラッグはマッスル似の顔で
「今日は来てくれてありがとう !」(多分)。
うーむ、ものすごく短いやりとりだけど、ナイスガイな印象だ。
マジで激しくスコブル見に行って良かった。おもろかったですよ。
しばらくはDWARVESばっかりCD聴くだろうな。余韻を楽しみつつ。