屋根裏の忍者(仮称) day 1
次のPainter絵に着手。
タイトルは乱歩の「屋根裏の散歩者」にあやかって「屋根裏の忍者」。
ただし仮称。
過日購える芯ホルダー(400イェンくらいだったっけ)は廉価なれどスコブル
素晴らしい道具、ウェポム・オブ・チョイスであって、らくがき帳に
しゃかしゃか描くのがシャーペンより楽しい。
今回はあらかじめアナログで下絵を描いてみる。
下書きというからくがきをCD聴きつつ。
ふたたびDWARVES「THE DWARVES COME CLEAN」。
ポップというかキャッチー、ところどころサーフミュージックぽい気も。
まあ一番最初の「HORROR STORIES」も似たカンジだったし、このバンドの
ディスコグラフィを俯瞰したとき、むしろSUBPOP時代の1st、2ndだけ
突出してファストでトラッシュなR'n'Rという印象もあり。
前回、というか毎回、基本的な案をまとめる前から、描きたい部位から
描き始めて(なんせ早く色をぺたぺた塗りたいからな)、けっきょく
どんな絵なのか、全体像が自分でも分からんこと多し。
全体像をさいしょから考えてないんだから当たり前だケド。
この反省点をふまえ、前もってしっかり(それなりに)プランを練り下書き。
明暗と画面の配色を脳髄バックグラウンドでなんとなーく妄想しつつ
メインのタスクで下書きに専念。
おおよそ出来上がったら、この下書きを走査。そういえばスキャナーズDVD
単体売りはまだか畜生。
関係ないけど、きょう吉牛の1日限定解禁日で、どこも昼飯時の行列が
すごかったな。
どっかで大工のおっさんが吉野屋の店舗に車でつっこんだというニュースが。
なんでも食べにきて駐車しようとしたときに、アクセルとブレーキを
間違えた由。
ひょっとして、それは症状が既に・・・・?(なんつて)
- つづく -
Painter IX導入セリ day 2
↑サムネイルクリックでギャラリーへ↑
インストール終了。
立ち上げて環境設定 - カーソルアイコンを三角(コレいまだに色つきに
出来んな)、undo 1回に変更、メモリ割り当て、スワップ先ドライブ指定
表示アンチエイリアシング(領域の平均化)のオン/オフなどもろもろ設定。
試したり。
Photoshopライクになったと思しきインターフェイスは特にどーということナシ。
各種ブラシパラメータにクイックアクセスできるツールバーがウィンドウ上段に
出っぱなしなので作業領域は縦にすこし狭い。
グラフィックボードのRadeon 9500 proのせいかどうか分からんが
ズームイン/アウト、傾けなど表示にもたつき有り。遅っ。
キャンバスの傾き、角度決め中にもキャンバスを描画する仕様になっとる。
角度決めのドラッグ中に描画オン/オフのスイッチは無い。
これはユーザで決めれるようにして欲しい。
ブラシの追従性はスコブル良好ナリ。
ブラシサイズ変更が、変更時に一回バックグラウンドにまわって
メインウィンドウに返ってきて変更適用になる、みたいな動作に
ワンクリック分のズレを感じる。
操作系で、パレット類表示/非表示のトグルがctrl+Hキーじゃなくてtabキー
1発に変更。
地味な変化だけどカンタンになってイイ。
スポイトのキー割り当ても変わってたけど支障なし。
エアブラシを多用するワタクシには、ver.6の選択範囲の使いにくさ、
マジックワンドのタワケ具合は悲しかった。
そのマジックワンドでの色域範囲追加/削除も今回は賢く、やりやすく
なってる。ウレスィ。
無段階ズームはコレ便利だなー。マウスホイールでズームが実現できる
のもイイ。
っつってもワタクシはver.6でもフリーのマウス用ユーティリティで
同じようにホイールにズームを割り当てとったけど。
一番書きやすい倍率でほぼ任意で表示できるのは便利。
しかもワンクリックでワンズームステップじゃなくて、クリックしっぱなしで
勝手にズンズンとズームイン/アウツ。イイヨー。
で、さっそくPainter IX初らくがき。特に意味はない風景画(?)。
(右のサムネイルクリックで拡大 →)
総じて、Painter IX買って良かったと思フ。
ブラシおおむね軽快、無段階ズーム便利、マジックワンド&選択範囲の
ハンドリング良。
ver.6のままでもイイかも分からんけど、こと線画を描いてるときに50%の次が
100%しかない倍率のステップがもどかしくて描きにくい要素でもあった。
ソレももはやノーロンガ。
ただ画面描画は未だ解決を見ず。VGAをMatrox製に換装してみようかしら。
- おしまい -
Painter IX導入セリ
Painter IX 英語版を導入したので、そのファーストインプレッションを
書いてみる。
※ワタクシはver.7、8はスキップしてるのでどれがIX以前に搭載された機能で
どれが今バージョンの新機能かを知らずに書いている。悪しからず。念のため。
来る3/4には日本語版が予定されているこの時期にわざわざ
英語版を選択したのは、パッチのローカライズに無駄な心配をせんで/待たんで
済むという一点に尽きる。
というか、いっそ洋ゲーによくあるような、日本語マニュアル付き英語版の
Painter パッケージも売ってくれcorel。
Painter IX パッケージ外観。
不細工な箱をあけるとむき出しのアプリケーションCD-ROMと
リング綴じガイドブックあり。
このCD-ROMがクセ者ですよ。段ボール様の紙上にプラのポッチで
マウントしたるだけ。
ところがCDメディアが割れるんじゃないかっつーほどリキ入れて持ち上げても
中央のポッチが深く噛んでてなかなか外れねーんだよド畜生。
以前の缶パッケージはフタがひん曲がるくらいゴリゴリやらな開かんかったケド
今回は今回でメディアが実際曲がるほど持ち上げてもいっかな外れズ。
ナメとるんかて ! マーッ !
結局、中央部分のポッチを手近なペンのケツでぎゅーって押しつつ
もう片手でシュワっと外して事なきを得。
中央のプラのポッチの加圧した箇所が白く変色しちゃった。げんくそ悪。
もしもパッケージみてえな九本指だったら、ワタクシみてえに両手でやらんでも
タコみたいにグネグネして片手でアッサリ外せるノニ。
あ、そうか、この九本指デザインはそういう意味に違いない(多分) !
くっそーcorelめ。なんてちゃっかり屋さんなんだ。
妄言は置いといて、とっととインストール作業。特筆のことナシ。
- つづく -
芯ホルダー
DWARVESのレイテスト盤「THE DWARVES MUST DIE」聴き中。
うーむ、今現在こんなんなってたのか。SUBPOP時代がスキなワタクシには
残念感ややあり。
音の傾向は、かつての初期衝動的バンドサウンドから変化して
デジタル的というかサンプリング的というか音の種類が増えてるというか。
好意的に言えば、バラエティに富んでる、と言えなくもない。ファストじゃない
んだけど。
Painterゴッドサイダー吉井宏さんのblogでちょっとまえに知った
芯ホルダーと言うヤツを買いに行く。
なんでもでら描きやすいらしいので興味スィンスィン。
ワタクシは基本的にcopic multi liner 0.8mmというペンで
らくがきすること多くして、エンピツをあまり使わズ。
ペン以外使うとしたらPILOT 0.9mmのシャーペン。+ 練りケシ。
ワタクシが見にいった店は、芯ホルダーは三菱uniのヤツの
高いヤツと安いヤツで2種類のみ、ほか選択肢ナシ。
ナチュラルに安い方を引っ掴む貧乏人のワタクシ。芯が一本標準添付。
三菱uniエンピツの木の部分がそのままプラになったかのような一品。
へんなクリップがついとったけど、ジャマくさいのでコレヲ排除セリ。
シャープナーも買ったった。
芯をすこっと突き刺して回すと「サリッ、サリッ」と、やや不思議な感触で
削れる。おもしれーよコレたまんねーよ。
うえから、コピック 0.8mmペン、PILOT 0.9mmシャーペン、
ニューカマーの三菱uni芯ホルダー2.0mm、黒+青のが芯を研ぐシャープナー、
ナゾのうんこみたいなのは練りケシ。
こないだから早速らくがきに使ってるけど、たしかにシャーペンより
描きやすい。
安い芯ホルダーでこうなら、買わんかった高いほうとか他メーカーなら
より描き味がいいのかな? 買わんケド。
考えてみりゃ、お世辞にも描き味良好とは言い難いタブレットの
感触に慣れてしまうと、ささやかな手先の感覚も鈍りがちかも知れん。
余談ながらPainter作業環境は、タブレット感圧面上にケント紙かなんかの
イラストボード(厚さ1mmほど)を敷き、スタイラスペンの芯に径1.8mmの
竹ひごをカッターでしゃこしゃこ削って自作したヤツを
ぶっ刺して御座候。
パッション
メル・ギブソンのジーザス受難映画「パッション」観たり。
劇中に出てくるサタンがゴスぽくてカッコいい。聖母マリア役の女優さんが
キレイ。
ハナシはあってないようなゴアな拷問絵巻かと。
アメリカで信者のおばあさんが卒倒・絶命したらしいのも、むべなるかな。
ボッシュの絵画「十字架を担うキリスト」を動画にしたような
醜悪な人々がようけ出てくる。やや奇形的というか。
分かりやすく言うと「キャノンボール」である意味アナリストというか
肛門科医師だったジャック・イーラムみたいなカンジなり。
いちばんビビったのは、ローマ帝国の刑吏っつーのか、そいつらが全員
なんとオシャレな"彬巻き"で統一してたこと。
彬巻きの起源は、じつは古代ローマ帝国だったのダッ!
ジーザスの連想でギャヴィン・ブライアーズwithトム・ウェイツ
「イエスの血は決して私を見捨てたことはない」
とあるフィルムのカットされた部分にたまたま収録されとった、どっかの
じいさんが口ずさんだ「Jesus' blood never failed me yet」という
宗教歌の一節をサンプリング、ひたすら繰り返されるそれのループに
トム・ウェイツの歌とオーケストレーションが次第にからんで
渾然一体と高まる実験的な音楽。
今回の絵はPainterクラシック+マウス(冒頭のサムネイルクリックで拡大 ↑)
こういう太い線でざっくり描くのもイイな。