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シン・シティ / SIN CITY
映画「シン・シティ」観たり。
デボン青木演じる皆殺しのデボチカ、ミホがハラショーに冷酷でステキ。
ナチュラルボーンに惨劇を繰り広げる登場シーンは我が魂を震わす
至高の瞬間。
生まれる時代を間違えた男。
誰かの顔面めがけて斧を叩きつけるような、古代の戦場が似合う男。
鋼鉄の顔面に誇り高きハート、マーヴ(ミッキー・ローク)を表す言葉だけど
それを体現するかのようにマーヴは象徴的と思える特徴を備える。
戦いを前にして、傷だらけの顔に継ぎ接ぎの絆創膏。
これはまるで形を変えたネイティブ・アメリカンの
ウォー・ペイントだ。
さらにマーヴは手斧で武装する。トマホークのように。
そのメンタリティはサムライ的というよりも、戦って死ぬ事を恐れない
ネイティブ・アメリカン戦士のそれに近いんじゃないかと思う。
最愛の女の魂に懸けて罪人街を疾駆する、現代に蘇った
ジェロニモですよ。
そして、そんなストーリーを描くフランク・ミラーだって
そういう時代錯誤とも言えるウォリアーズ・コードにシンパシーを抱く
人間に違いない。
「生まれた時代を間違えた男」マーヴは
他ならぬ原作者フランク・ミラー自身のことだろうと思う。
ジャッキー・ボーイ(ベニチオ・デル・トロ)のエピソードは
コメディに見えた。事実面白かったし。
とりあえずいろんなモノが刺さりすぎというか。ははは。
というわけで映画「シン・シティ」からマーヴ。
Painter 9.1 スクラッチボードツール。
SIN CITY真似絵
そういうワケでさっそく映画「シン・シティ」の
モノクロ・ポスターアートを真似して描いたり。
スクラッチボードツール、フラット消しゴム、エアブラシ。
いちおうジェシカ・アルバのつもりで。
原作者フランク・ミラーは劇中でデボン青木演じるポン刀ビッチが
フェイバリッツのようだ。→ウェイン町山氏のblog内
"2005-03-29 フランク・ミラーに会った" の記事参照。
ほかにも「シン・シティ」関連記事アリ。
考えてみりゃ、ジェシカ・アルバもデボン青木もホッペがむっちり型だ。
ブリタニー・マーフィもまあふっくらホッペといえなくもない。
ロザリオ・ドーソンは論外だけど。ははは。
フランク・ミラー。ホホフェチなんだろうか ?
うーむむ、ラヴ・アンド・ピーチ。
弓矢 (仮称) day 3
ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラーの共同監督映画
「シン・シティ (SIN CITY)」の予告観たり。
ぐおお、かっちょイイ !
おんなじロドリゲスの「デスペラード レジェンド・オブ・メキシコ」で
ナチュラル・ボーン・極悪面のウィレム・デフォーに
散々イジメられとったミッキー・ロークが主役なんかな。
原作コミック読んだ事ねーんだケド、フランク・ミラーの描く
ブラック&ホワイトのゴリゴリしたアートは、すこし素っ気ないかなと思う。
まあ多分ストーリーのハードさにマッチする硬質感だろうと想像するケドが。
白黒なら、田中政志氏が描いたマンガ「FLASH」のアートが
ワタクシはスキだなあ。コントラストがでらキレイだった記憶がある。
今絶版なんだっけ。ナゼ ?
Painter作業つづき。
色塗りがひと段落ついたので割付印刷でプリントアウト。
コレ見つつ、付け足した方がイイような要素などを考えて
いつもと同じく余白に背景の案など描く。
画面上辺に描き加える鳥を、なんとなくメジロに決定。
資料を求めてググったりして見つけたいくつかの写真を
基にちくちく描く。似なくてもキニシナイ。
遠景を描く。
背景にクロスハッチングもどきで明暗をつける。
パレットナイフを用いる。特に考えなくしゃかしゃか描く。
細かいトコ見直して仕上げ作業。
最後にサインして完成ナリ。
今回は、あえて不透明絵の具で厚塗りせず
人物は透明水彩で塗ったままに。なんとなくその方がイイかなと。
タイトルは「弓矢」のままで。ほかに思い浮かばない。
出来上がった絵は下記サムネイルからドウゾ。
- おしまい -